公開講演会「Seven-Day Rhythms and the Concept of the Everyday in U.S. History」(七日のリズムとアメリカ史における「日常」の概念)
INFORMATION
「週」という自然世界と無関係な時間サイクルは、20世紀になって時間のグローバルな基準となった。しかし、七日で時間を区切るという習慣は実のところ古来から存在しており、さまざまな社会でそれぞれに独自の役割を担ってきた。本講演は、19世紀アメリカにおいて「週」という概念がどのような役割を果たしたのかを検討し、さらには現代の我々が日常を表現するためにこの時間的単位を使用することの意味についても考察する。
講師
米国カリフォルニア大学バークレー校歴史学部教授
David M. Henkin(デイヴィッド?M?ヘンキン) 氏
米国イェール大学(B.A.)、カリフォルニア大学バークレー校(M.A., Ph.D.)に学び、1997年よりカリフォルニア大学バークレー校歴史学部で教鞭をとる。現在、同大学同学部教授。19世紀アメリカに関する文化史研究で広く知られる。著書にThe Week : A History of the Unnatural Rhythms That Made Us Who We Are(Yale UP, 2021)、The Postal Age : The Emergence of Modern Communications in Nineteenth-Century America(U of Chicago P, 2006)、City Reading : Written Words and Public Spaces in Antebellum New York(Columbia UP, 1998)、共編著にBecoming America : A History for the 21st Century(McGraw-Hill, 2014)がある。主要な論文に、 “Tick, Tock, Tuesday : Serial Timekeeping and the History of the Modern Week,” Nineteenth-Century Contexts, vol.40, no.5, 2018 ; “On Forms and Media,” Representations, vol.104, no.1, 2008 ; “Transcendentalists in the Streets,” Reviews in American History, vol.116, no.2, 1999ほか多数。
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名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料