立教大学のシンボル—「楯」と「ユリ」のマークについて—

写真で見る立教いま?むかし

2025/03/03

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OVERVIEW

立教大学のシンボルである「楯」のマークや「ユリ」のマークの由来について、実はいまだにはっきりした経緯が分かっていません。

楯のマークについては、これまでに確認できた最古のもので、築地から池袋への校舎移転直後の1919年ごろから使用されていたことが分かっています。当時は大学認可前※1であったため、「UNIVERSITY」ではなく「COLLEGE」と記されていました。創立135周年(2009年)を機にデザインが精緻化されましたが、楯の中の「立」の文字や十字架と開かれた聖書、そして本学の建学の精神を示す「PRO DEO ET PATRIA(神と国のために)」のラテン語は当時から変わらず受け継がれています。※2

ユリのマークは、楯のマークと同じころに学生によって考案されたという記録があります。もともと銀糸縫い取りの帽章として使われ始めたとされるこちらのマークは2009年4月、「St.Paul’s」の文字を加えた新たなデザインとなり、オフィシャル?シンボルである楯のマークに次ぐセカンダリー?シンボルとして位置付けられました。「セントポールズ?リリー」として立教の学生や卒業生に広く愛用されています。

※1 1922年、大学令による大学として認可される。
※2 楯のマークのニックネームは「シールド?エンブレム」。

(左)1920年当時の楯のマーク、(右)学生によって考案されたユリのマーク

(左)オフィシャル?シンボル、(右)セカンダリー?シンボル[2009年より]

完成当時のマークが残る建物

セントポールズ会館?池袋キャンパス[1977年竣工]

3号館?新座キャンパス[1990年竣工]

立教学院展示館

立教学院の歴史と伝統、教育と研究の取り組みを貴重な資料や写真、映像で紹介しています。

※開館スケジュール等は、Webサイトの開館カレンダーをご確認ください。

立教学院展示館事務室 TEL:03-3985-4841
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